学生時代陸上部だったトモくんです。
今回は陸上部の長距離だったからこそ分かるあるあるをまとめてみました。
陸上部の方なら共感する所も多いと思うので楽しんで見ていってくださいね。
陸上部長距離のあるある36連発
1.個人競技と言われがちだけど基本練習は集団走
陸上は個人競技と言われがちですが、長距離の練習は基本集団走です。
チームに馴染むまでは結構神経使うんですよね。
下級生の頃に先輩と走るのとかマジ辛かった。
まぁ、先輩とも馴染んで仲良くなれば気楽に走れるんですけどね。
2.冬の朝練超寒い
冬の朝練ってビビるぐらい寒い。
アップの時は上下厚着してるからいいんだけど本練習に入って薄着になると瀕死状態です。
3.エースの調子で監督の機嫌変わる
なんだかんだ監督の機嫌ってエースの調子次第だったりするんですよね。
全体的にいい感じでもエースが不調だと少し不満気というか。
それだけ信頼されてるんでしょうね。
4.僕:練習で離れる→監督:やる気ないなら帰れ
このくだり何回繰り返したか分からないぐらいあるあるですよね。
別にやる気がないわけではなくて、限界迎えたから離れたのに帰れなんて言われたらへこみますよ。
5.親には喜ばれる(主にお金の面)
陸上部に入ってくれて良かったーって親から言われる機会は多かった気がします。
たしかに野球とかサッカーに比べるとお金かからないですもんね。
揃えるのはユニフォームと時計とシューズくらい。
コスパ面で考えたら最強の部活だと思います。
6.貧血の時マジで走れない
長距離走ってると貧血になりやすいらしくて、実際なったことある方なら分かると思うんですけど、マジで走れないですよね。
走り始めから足重いし、すぐに息切れするし。
初めて経験した時は本当に走るの嫌になってしまった記憶があります。
7.貧血治った直後気持ち良すぎる
しかしこの貧血を乗り越えると素晴らしい世界が待ってたりするんですよね。
今までの調子が嘘みたいに爆上がりしてとにかく走るのが気持ちいい。
特に中学の頃なんかは一気に30秒くらい自己記録も更新できたこともあって、最高に楽しかったです。
8.帰る→後日なんで帰ったのか問い詰められる
これは陸上部に限らず全ての部活であるあるなのかもしれません。
帰れと言われたらそりゃ帰りますよね。
理不尽極まりない話です。
9.フリージョグの時だけ爆走する奴
僕の学校ではフリージョグといえば練習しつつ疲れを取るという意味合いで行われていました。
だからみんなキロ5分くらいでゆっくり走るんですけど、なぜかフリージョグの時だけ爆走する子もいて不思議でしたね。
10.練習復帰して間もないのにグループ上げられる
○○はAグループでやろうか~?
怪我明けでまだ復帰間もない頃に聞くこの言葉は本当に恐怖でした。
11.鬼のように長いダウンジョグ
学校によっては鬼のように長い時間ダウンジョグをすることもあります。
夏合宿ではダウンジョグだけで40分くらい走っている学校もありました。
40分も走ったらクールダウンどころかむしろ疲労の方が溜まっちゃうんですけどね。
12.怪我治らない時の絶望感と安堵感の葛藤
怪我をすると何とも言えない絶望感に苛まれますが、同時にどこか安心している自分もいました。
あまりにも練習がきついとやっぱ走りたくない時ってありますもんね。
しかし、練習しなければ周りからはドンドン追いていかれてしまいます。
このどうしようもない葛藤がまた辛いですよね。
13.夏は常時エア時計(日焼けで時計の跡できる)
肌の露出が多い夏の時期は日焼けで時計跡ができてみんなエア時計状態になっていました。
時計を付けていない部分だけ焼けないので凄く目立つんですよね。
日焼け止めを塗っていても汗で落ちてしまうので、陸上部である以上は避けられない悩みだと思います。
14.勝てると思った試合で負けた時の喪失感
この試合は絶対優勝できる、入賞できると思っていた試合で負けた時の喪失感は半端ないですよね。
長距離のレースって練習では調子良くてもいざ本番になってみると走れないなんてことも多かったりするので、どんな時でも謙虚な姿勢でいることが大切だと思います。
15.合宿の時足の疲労感やばい
高校生の夏合宿だと1日40km以上走ることもあります。
40kmも走ると翌日は足がパンパンに張ってとにかく疲労感が半端ないです。
そんな状況の中で1週間も同じような練習を続けるのですから、本当化け物ですよね。
16.食事の時間が地獄
練習で負荷をかければ当然ながらエネルギーの補充も必須です。
しかし激しい練習の後や暑さの厳しい夏場だと食べようと思っても体が受け付けないことってあるんですね。
それでも食べなきゃ怪我や貧血の原因になってしまうから食べるわけです。
ただ、合宿中とかだとあまりにもきつすぎて吐いてしまう人も多かったように思います。
17.股擦れ痛すぎる
ランニングパンツってびっくりするぐらい股擦れしますよね。
長い距離を走った後なんかもう真っ赤になっていることもありました。
しかもお風呂に入るときがめちゃくちゃ沁みて痛い。
股擦れのことを考えたユニフォームとか作ってくれたら嬉しいんですけどね。
ちなみに股擦れを予防するにはパンツの選び方も重要になるそうです。
密着性の高いパンツを選ぶようにすると股擦れしにくくなるといわれています。
18.足の血豆痛すぎる
股擦れと併せてもう1つ深刻なのが足の指の血豆です。
長時間走り続けると足の指に圧がかかり過ぎて水ぶくれのようにぷっくり腫れてしまうことがあります。
これがとにかく痛すぎる。しかし血豆程度で走れませんとは言えないので、毎日走る続ける内に潰れてしまうこともありました。
19.走り始めた瞬間に分かる→あ、今日離れるわ
その日の調子って案外走り始めた瞬間に分かるものです。
正直いくら強い気持ちを持っていても離れてしまう時は離れるものだと思います。
20.過剰にきついふりする奴爆誕
練習で離れてしまった時に絶対わざとだとと思う程きついふりをしている人もいました。
でも実際きついふりしないと監督も分かってくれないんですよね。
21.ガチで倒れた奴にもブチ切れる監督
夏場の練習だと熱中症になってしまう人も少なくありません。
しかし、先述したようにわざときついふりをする奴もいるものだから監督もやけになっていました。
そんな時にある事件が起こってしまったんです。本当に熱中症でやばい状況の奴に対しても
わざとだろ!!!
とぶちぎれちゃってたんですね(笑)
笑い事ではなく本当にやばい状況だったのですが、監督は本当に気付いてなさそうだったので、他の部員も必死に監督を説得していました。
そのかいあってかその子は命を落とさずに済んだのですが、あの時は本当にヒヤっとした記憶があります。
22.速い選手より強い選手を目指せ
どこかの合宿ですごく偉そうな監督が言っていました。
記録だけではなく勝負で勝てる選手になれってことらしいです。
23.レースで前半から積極的に行く奴は好かれる
やっぱり前半から積極的に行く子は監督からも好かれます。
当時の監督は
負けてもいいからレースを引っ張ってみろ!
と指示してくるぐらい前半から攻めることに強い価値を感じている人でした。
24.ペース作るのめちゃくちゃ下手な奴もいる
ペース走では設定タイムがありますよね。
しかしそのペースを作るのが極端に下手な奴もいました。
当然周りからも凄くキレられていてちょっと可哀そうでした。
25.きつい時声掛けてくれる奴神
ペース走などで離れそうな時に声をかけてくれる優しい子もいます。
自分もきついはずなのに。優しすぎて涙が零れちゃいますね。
26.はちまきすると気合い入る
はちまきを付けると凄く気合がみなぎりますよね。
普段付けないものだからなのか、はたまた魔法でもかけられているのか。
はちまきって凄いです。
27.初駅伝襷の付け方下手で笑われる
初駅伝で1番緊張するのはやっぱり襷ではないでしょうか。
走りながら綺麗に襷付けるのって初めてだと結構難しいですからね。
中学生の頃はみんな揃いも揃って下手くそだったので親御さん達に笑われていたのが懐かしいです。
28.レース中に給水取るのむずすぎ
襷に限らず走りながら何か別のことをやるって難しいものです。
給水取るのも簡単そうに見えるけど実際やってみるとなかなか難しいですからね。
ジョグぐらいのスピードならまだ許容範囲ですが、レースの時のスピードで給水を取って飲むのはなかなか至難の業です。
29.部室から漂う制汗剤の香り
練習後は部室から制汗剤の香りが漂っていました。
みんなそれぞれ香りの種類が違うからすごく異様な匂いになっていたように思います。
30.雨の日の練習後全身ずぶ濡れ
雨の日は練習休みってわけでもなく、当然のように走ります。
だから練習後は頭から足先までずぶ濡れになっていました。
次の日も練習だとランシューを乾かすのも一苦労でしたね。
31.陸上部?駅伝部?
陸上部と駅伝部の違いは他の部活をしている方からすると多分相当意味が分からないんだと思います。
学生の頃は何百回聞かれただろうと思うぐらい聞かれました。
32.朝練の後眠すぎる
朝っぱらからしっかり走り込んで授業に出たらそりゃー眠くて当然です。
眠い時はあまり無理し過ぎず隙を見つけてしっかり寝た方がいいと思います。
33.休日の2部練辛すぎる
陸上部は野球部やサッカー部のように一日中練習できないから2回に分けて練習する2部練が多いです。
しかし2部連って絶妙に休日が潰れるから辛いですよね。
34.3部練?何それ?
合宿の時は早朝、午前、午後の3回走る3部練も行われていました。
3部練とかもう何それって感じですよね(笑)
35.レースで周回差付けられた時の絶望感
あまりにも調子が悪かったり、周りとのレベル差があり過ぎるとレースで周回差を付けられることもありますが、この絶望感ときたらマジでたまらないですよね。
自分は後1周しないといけないのにトップ層の選手はゴールしている。
思い出すだけでも辛すぎて涙が出そうです。
36.トラックレースのスタートはプロレス
初めてトラックレース出た時はマジでビビりました。
もうみんな押すわ押されるわって感じで怖い。
転ぶ人もザラにいましたからね。
夏の炎天下のトラックレースで転んじゃった人は本当痛そうだったなー。
陸上部の恋愛面でのあるある6連発。
1.大会会場が恋の戦場となる
地方大会や全国大会ともなれば、全国各地から強豪校が集結します。
普段はライバル校であっても、この時ばかりは恋愛感情が芽生えやすくなります。
合宿や遠征先での共同生活を通して、距離を縮めるカップルも少なくありません。
2.練習着姿も立派な恋愛マテリアル
ユニフォームやシューズなど、練習着姿も陸上部員の個性を際立たせるアイテムとなります。
普段とは違う姿にドキッとする瞬間もあれば、努力する姿に惹かれることもあるでしょう。
3.共通の話題で盛り上がる
日々の練習や大会の話題は、自然と会話に花を咲かせます。
ライバル校の選手情報や、監督の指導方針など、陸上部ならではの話題は尽きません。
4.ケガは恋のチャンス!?
ハードな練習によるケガは、陸上部員の勲章とも言えます。
しかし、ケガをした選手は練習を休むことも多くなり、寂しさを感じやすい。
そんな時に優しく声をかけてくれる異性に、つい惹かれてしまうことも。
5.大会での健闘を称え合う
個人種目であれ、駅伝であれ、仲間の健闘を称え合う瞬間は格別です。
自己ベストを更新した選手を祝福したり、悔しさを分かち合ったりする中で、友情が深まるだけでなく、恋愛へと発展することもあります。
6.引退後はそれぞれの道へ
大学卒業後は、陸上を続ける者もいれば、就職や進学で別々の道を歩む者もいます。
それぞれの夢に向かって歩み出す中で、関係が自然消滅してしまうことも少なくありません。
しかし、中には、遠距離恋愛を乗り越え、ゴールインするカップルも。
陸上部は、苦しい練習と大会へのプレッシャー、そして仲間との熱い絆が織りなす青春の場です。
そんな環境の中で生まれる恋愛は、他の部活とは一味違った特別なものであることは間違いないでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
陸上部と言えば、一見走るだけつまらなそうと思われがちですが、陸上部でないと経験できないことは沢山あります。
仲間とともに流す汗と涙を噛みしめながら大切な思い出として刻んでいってくださいね。
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