ワイヤレスイヤホンが耳から落ちてしまった・・・
ワイヤレス型のイヤホンを使っていれば、誰しも一度はこんな経験があるのではないでしょうか。
実は僕も以前、ランニング中にイヤホンを落としてしまったことがあります。
その当時使ってたのは、AirPodsの第1世代イヤホン。
AirPodsはランニング中の使用に関しては賛否両論あるアイテムですが、僕の耳とは相性が良く普段のランニング時に外れることはこれまでほとんどありませんでした。
なのにです。
AirPodsとの別れは突然訪れました。
あまりにも突然過ぎて、今でもあの日の記憶が蘇る程です。
本当にあの日ランニングさえしなければ・・・
イヤホン落とした後に待ち受けていた現実が想像以上にショックだった話。
忘れもしないあれはクリスマスの夜。
天候が悪く風の強い日でした。
当時彼女もいない非リア大学生だった僕は、暇だったので寒空の中、趣味のランニングに没頭していました。
事態が起こったのはその時です。
瞬間的に暴風が私の耳を襲いました。
耳に暴風が直撃
突然襲ってきた暴風で、私の耳に装着されていた右ポッズが落ちてしまったんです。
うわ、最悪と思ってすぐに拾おうとしました。
しかし夜で足元が暗く、なかなか見つけることができません。
一体どこに落ちてしまったんだ。
なんと僕の右ポッズは落ちた後、車道の辺りまで転がってしまっていたんです。
良かった。見つかった。
とホッとしたのも束の間でした。
外部から嫌な音が聞こえてきたんです。
ブーンと近づいてくる不穏な音
イヤホンを見つけてから、拾おうとするまでの時間は約2秒。
この2秒の間に
ブーン
という不穏な音が響き渡りました。
それと同時に近づいてくる眩しい光。
嫌な予感しかしませんでした。
そうです。
鉄の個体が近づいてきたんです。
ヤバい。頼む。やめてくれ。
その瞬間の僕に残された選択肢は「祈る」以外にありませんでした。
お願いだから踏まないで。
頑張ってバイトして貯めた僕の右ポッズ。
お願いします。今回だけは許してください。
しかし、そんな僕の祈りが叶うことはありませんでした。
右ポッズとの別れ
その後のことはあまり思い出したくありません。
正直何が起こってしまったのか頭の理解が追いつきませんでした。
何か月もバイトして生活費を切り詰めて。
やっとの思いで購入できたAirPodsとこんな形で別れを迎えてしまうことになるなんて。
あまりにも現実が理不尽過ぎます。
僕が一体何したって言うんですか。
クリスマスの夜を一緒に過ごせる彼女もいなくて、寂しいからランニングに没頭していただけじゃないですか。
なんて神様は無慈悲なのか。
本当に悲しくて溜まりません。
たしかに風の強い日にイヤホンつけて走ってた僕が1番悪いのは分かります。
でも。でも。
ウェーん。
ワイヤレスイヤホンの落下には細心の注意を!
いかかだったでしょうか。
ワイヤレスイヤホンはこんな風に突然別れを告げられてしまうリスクがあるんです。
特にAirPodsなどであれば、決して安いわけではありません。
今回は本当に不運だったとはいえ、落下しないに越したことはないです。
あの時の私のような経験をこの記事を読んでいるあなたにはして欲しくありません。
ランニング問わず外出中にイヤホンを装着する際は以下3つの対策をしておきましょう。
- 運動時は首掛け・耳掛けタイプのイヤホンを使う
- 外出時は落下防止用のアクセサリーを付ける
- 悪天候の日は使わない
それぞれ解説します。
運動時は首掛け・耳掛けタイプのイヤホンを使う
ワイヤレスイヤホンの落下で1番多いのは恐らく運動時だと思います。
僕もワイヤレスイヤホンを付けて外出することは多いですが、大体の場合落ちるのはランニング時です。
ゆっくりお散歩するぐらいであればほとんど落ちることはありません。
運動の中でも特にランニング中は首掛けor耳掛けタイプのワイヤレスイヤホンを使った方がいいと思います。
僕は過去のトラウマが原因で、ランニング中に高いイヤホンを使うのはちょっと躊躇するようになりました。
なので、ランニング中は基本SonyのWI-C310を使っています。
WI-C310は首に掛けるタイプのワイヤレスイヤホンで、価格は5,000円程とお手頃。
走っていてイヤホンが外れても、完全に落下してしまうことはありません。
Sony製なので音質も良いですし、ランニング中に使うなら1番安心して使えるイヤホンです。
外出時はイヤホン落下防止用のアクセサリーを付ける
外出時に装着する際はできる限り、落下防止用のアクセサリーを付けることをおすすめします。
ワイヤレスイヤホンといえば、コードレスによる解放感が1番の魅力ですが、それは同時にデメリットにもなり得ます。
有線型イヤホンであれば、仮に片耳だけ外れても落ちませんが、ワイヤレス型の場合片耳だけ外れると命取りです。
外出時はいかに落とさず使用できるかも重要ポイントとなります。
そこで使いたいのが、イヤホン落下防止用のアクセサリーです。
特にAirPodsなど有名メーカーの販売するイヤホンの場合、専用のアクセサリーが多数販売されています。
こんな感じで首に掛けるタイプもあれば、耳掛けタイプやピアス型など種類は様々です。
AirPods以外にもSonyのWF-1000XM4専用のタイプもあります。
利用シーンや使っている機種に合わせて対策グッズを活用しましょう。
悪天候の日は使わない
アクセサリーはつけたくないし。肩掛けとか耳掛けタイプのイヤホンも嫌だ。
と常に解放感のある状態でワイヤレスイヤホンを使いたい場合もあるでしょう。
天気の良い日はよっぽど不運でない限り、それで大丈夫かと思います。
しかし、絶対に注意すべきは悪天候の日です。
特に風の強い日はどんなに耳に合ったイヤホンでも外れてしまうリスクがあるので、極力使わない方がいいと思います。
せっかくの高価なイヤホンが落として壊れてしまったら元も子もありません。
悪天候の日はワイヤレスではなく、有線型を使うなど対策した方がいいでしょう。
ワイヤレスイヤホンは落としたら壊れるの?
ワイヤレスイヤホンは余程品質の悪い商品(安物や不良品等)でなければ、落としただけでは壊れません。
かくいう私も何度か地面に落としてしまったことがありますが、落としただけで壊れたことはないです。
(落とした後、車に踏まれて壊れたことはありますが・・・。)
しかし、場合によっては落としただけで壊れてしまったと話す人もいらっしゃいます。
調べてみた限り、以下3つのパターンがあるようでした。
- 聞こえが悪くなった
- 割れてしまった
- 傷が入った
運が悪ければこのような症状が起こることがあります。
特に高い場所から落としてしまった場合は、傷が入ったり、割れてしまうリスクは高いので、気を付けた方がいいでしょう。
そもそもワイヤレスイヤホンが耳から落ちてしまう原因
落下防止の対策をするためにはまず、イヤホンが耳から落ちてしまう原因についても理解しておきましょう。
基本的には以下4つです。
- イヤホンと耳の相性が悪い
- 装着方法が悪い
- イヤーピースが大きいor小さい
- 激しい運動をしている
それぞれ解説します。
イヤホンと耳の相性が悪い
イヤホンと耳の相性が悪ければ当然ながら外れて落下してしまいます。
そのため、自分の耳に合ったイヤホンを探すのも結構重要です。
一般的に外れにくいといわれるイヤホンでも自分の耳には合わないこともあります。
そこは正直、色んなイヤホンを試してみるしかないので、何とも言えないところです。
まあ、イヤホン好きであれば複数イヤホンを所有する人も珍しくはないので、色々買ってみるといいと思いますよ。
合わなかったイヤホンはメルカリで売るという手段もありますからね。
装着方法が悪い
間違った装着方法で付けている場合も当然ながら外れます。
あるあるなのが、LとRを間違えているパターンです。
急いでいる時などは間違って逆につけてしまうこともあります。
そんな時に限って落下し、壊れてしまうことも少なくないようです。
装着する際はLとRも良く確認しましょう。
イヤーピースが大きいor小さい
イヤーピースの大きさ不一致で外れてしまうこともあります。
基本的にイヤホンを新品で購入すれば、S・M・Lの3サイズでイヤーピースが同封されているはずなので、全て試し、どれが1番フィットするか確認するといいでしょう。
万が一どれを付けてもしっくりこない場合は、別売りでイヤーピースのみ購入するという手段もあります。
Amazonなどを見ると、装着感を売りにしたイヤーピースも販売されているので、気になる方は探してみるといいかもしれませんね。
激しい運動をしている
激しい運動時はどんなにフィット感の高いイヤホンでも落下してしまうことがあります。
左右独立型のイヤホンなら、正直限界があるのかなという感じです。
早いペースで走る時などは、左右独立型よりも首や耳に掛けるタイプのイヤホンを使った方がいいと思います。
ワイヤレスイヤホンを落として壊してしまった場合の立ち直り方
ワイヤレスイヤホンを落として壊してしまった場合のショックは誰だって大きいです。
大事に使っていたイヤホンならば、尚更そのショックは大きいと思います。
だからといってずっと落ち込んでいるわけにもいきません。
落としてしまったのは自分の不注意もあるかもしれませんが、とりあえず
運が悪かったんだ
と全部運のせいにしときましょう。
自分が悪いと思えば思う程、辛くなるし立ち直るのにも時間がかかります。
どうしても立ち直れない時は、また僕の記事を読みにきて
コイツに比べたら全然マシだな
と思って笑ったら少しは心が晴れ晴れすると思いますよ。
頑張ってまた新しいイヤホンを買えばOK
ショックから立ち直れたら、また明日から頑張るだけです。
勉強やアルバイト、お仕事など頑張ればまた新しいイヤホンを買うことはできます。
このショックを活力に明日から頑張れば、前に持っていたイヤホンよりグレードの高いイヤホンが買えるかもしれませんよ。
もしかしたら新しく買う頃には、メーカーから新作発表があっているかもしれません。
そしたら、どっちみち買い替えてだろうしと考えれば、別に今回のショックもそんなに気にならないはずです。
何事も前向きに受け止めて、また新しいイヤホンが買えるよう頑張っていきたいですね。
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