「ランナーの怪我0」というコンセプトの下、発売された「ナイキ ズームX インヴィンシブル ラン」と「ナイキ リアクト インフィニティラン」。
どちらもクッション性が高く足への負担軽減を考えて作られたシューズです。
初心者ランナーから熟練ランナーまで幅広く使えるシューズですが、どっちを選んだらいいのか分からないと迷ってしまう方も多いと思います。
そんな方向けに本記事ではどちらも使った事のある筆者がそれぞれの特徴について詳しく解説していきます。
NIKEインビンシブルランとインフィニティランを徹底比較!
まずはそれぞれのシューズのスペック面を比較して見ていきましょう。
インヴィンシブルラン | インフィニティラン | |
---|---|---|
ミッドソール | ZoomXフォーム | ReactXフォーム |
サイズ(27.0cm) | 328g | 322g |
アッパー | Flyknit | Flyknit |
ドロップ | 9mm | 9mm |
定価 | 26,070円 | 18,700円 |
どちらも同じコンセプトの下作られたシューズのため、スペックだけで比較してみると非常に似ていることが分かります。
価格面でいうとインフィニティランの方がリーズナブルで手の届きやすい価格帯です。
ただ、実際に履いてみるとそれぞれのシューズが対象としているランナー層が異なることも分かります。
クッションはどっちが柔らかい?
クッションの柔らかさはどちらもほとんど変わらない印象ですが、インヴィンシブルランの方が沈み込みが大きいかなという印象です。
沈み込みが大きいシューズは足の筋力がないと耐えられず横ブレが生じやすくなります。
その意味でいうと安定性が高くてより初心者向けのなのはインフィニティラン、スピードを出してより軽快に走りたい方はインヴィンシブルランがおすすめです。
反発が強いのはどっち?
反発の強さはインヴィンシブルランの方が上かなと感じます。
先述した通り、インヴィンシブルランは沈み込みが大きい分、反発も強く足を前に運びやすいです。
ジョグだけでなくスピードを上げたペース走、インターバルなどにも対応しやすいシューズを求めている場合はインヴィンシブルランの方が使いやすいかなと感じました。
Nikeインヴィンシブルランとインフィニティランのカラーを比較
ここでは公式サイトで販売されているそれぞれのシューズのカラー展開をまとめています。
インヴィンシブルラン3は8種類
インヴィンシブルラン3のカラー展開は8種類となっています。
Nikeのメンバーシップに無料登録すれば自分好みにカスタマイズを楽しむこともできるようです。
インフィニティラン4は7種類
インフィニティラン4のカラー展開は7種類となっています。
ブラック・ホワイトを基調としたシンプルなデザインが多く、日常使いもしやすそうな印象です。
インフィニティランもメンバーシップ会員限定で自分好みにカスタマイズを楽しむことができます。
Nikeインヴィンシブルランはどんな人におすすめ?
以下のような方はインヴィンシブルランがおすすめです。
- 怪我対策も万全にしつつスピードを上げて走りたい方
- マラソンや長距離のレースにも使えるシューズを探している方
インフィニティランがランニング入門モデルとするならインヴィンシブルランは中級者~上級者向けのモデルです。
沈み込みが大きい分、脚力がないと横ブレしてしまうデメリットもありますが、普段から距離を積んでいる方なら難なく使いこなせるシューズだと思います。
Nikeインフィニティランはどんな人におすすめ?
一方でインフィニティランは以下のような方におすすめです。
- これから本格的にランニングを始めてみたいと考えている方
- ダイエットや趣味目的でゆっくりジョギング程度に走ることを楽しみたい方
- 普段から足への疲労が溜まりやすく日常的に足への負担を軽減したいと考えている方
反発の強いインヴィンシブルランと比較するとインフィニティランは安定性が高く初心者でも足への負担を抑えながら走ることを楽しみたい方向けのシューズです。
普段から走ることを習慣化している方からするとスピードが出しにくく少し物足りなさを感じるかもしれません。
逆にまずは走ることの習慣化から始めてみたいと考えている初心者ランナーの方には凄くおすすめできるシューズかなと感じました。
まとめ
今回はNIKEインビンシブルランとインフィニティランの違いについて徹底比較した結果をご紹介しました。
- 両方とも「ランナーの怪我0」というコンセプトの下誕生したシューズ
- インヴィンシブルランはクッション性の高さと併せて反発性も高く、スピードの出しやすさも考えられた中級者~上級者向けのシューズ
- インフィニティランはランニング入門者やストレスなく走ることを楽しみたい方向けのシューズ
自身の競技レベルやどんなシーンで使いたいのか考えて選ぶとそれぞれのシューズの良さがより一層引き出せると思いますよ。
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