【レビュー】ナイキヴェイパーフライネクスト%2は初心者にはきつい?【寿命・最安値】

ナイキヴェイパーフライネクスト%2は初心者にはきつい?
悩む人

ナイキのヴェイパーフライネクスト%2を買ってみようか迷っています。実際に使った人の声が聞きたいです。

こんにちは。ランニング大好きトモ君です。

本記事では陸上歴12年で現在も毎日走り続けている僕がナイキのヴェイパーフライネクスト%2を使ってみた感想をまとめています。

参考程度に、僕の直近のレース記録はこんな感じです。

トモ君の直近のレース記録
  • 3000m:9分40秒
  • 5000m:16分32秒
  • 10000m:34分34秒

競技レベルでやっている方々に比べると記録としてはまだまだです。

トモくん

本記事ではそんなレベルだからこその目線でレビューしてみました。

まず結論からいうとヴェイパーフライネクスト%2は、初心者が履いても記録更新に大きく貢献してくれるシューズだと思います。

軽さ・クッション性・反発の強さの面ではレース用シューズの中でもトップクラスです。

しかし、それだけ優れたシューズだからこそ「諸刃の剣」的な側面もあるのかなと感じました。

トモくん

使用後は入念なストレッチによるアフターケアが必須です!

本文中でさらに深堀して解説していますので、購入を検討している方は参考にしてみてください。

目次

ナイキヴェイパーフライネクスト%2の基本情報

まずはナイキヴェイパーフライネクスト%2の基本情報を簡単に。

ブランド名NIKE
モデル名ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 2
重さ191g(26.5cm)/片足
ミッドソールドロップ7.7mm
サイズ展開22.0~30.0cm
価格24,500円(税抜)

「スピードの進化」を追い求めて誕生したナイキズームXヴェイパーフライ ネクスト%2

公式サイトによると、従来のモデルより快適性・通気性の向上、アッパーの改良が図られたとされています。

  • 反発性
  • クッション性
  • サポート性

の面ではレース用シューズの中で最高峰といっても過言ではないでしょう。

私は従来(前回)モデルは購入してないので、その比較はできませんが、今回のヴェイパーフライは初心者ランナーから上級者ランナーまで幅広く使えるシューズかなと感じました。

従来モデルからの変更点&レビュー

従来モデルからの変更点として公式サイトでは以下3点が挙げられています。

  • アッパーのエンジニアードメッシュ素材はヴェイパーウィーブよりも柔らかさと通気性に優れ、メッシュは足なじみも良く、レース中足を涼しく保ちます
  • シュータン上部のパッドが快適なフィットを提供し、靴ひもの圧迫感を抑えます
  • 前足部の補強を追加し、摩耗の激しい部分の耐久性と足をしっかりと包む感触を高めています
出展:ナイキ公式サイト

写真を交えながら具体的に解説しますね。

アッパーのエンジニアードメッシュ素材&耐久性強化

アッパーのエンジニアードメッシュ素材はこんな感じ。

通気性が高まって足に熱が溜まりにくくなっています。

その割に作りは丈夫で簡単には破れにくそうです。

こちらは4~5回使用後の靴裏の様子です。

この擦れ具合を見る限りでは、耐久性の面も申し分ないのかなと感じました。

シュータン上部のパッド

シュータン部分にはうっすらとパッドがあるのですが、画像だと分かりにくいですね。

それぞれ指で刺した箇所にプニプニとしたパッドが入っています。

このパッドがあると窮屈感が抑制され、靴紐による圧迫感が軽減されるそうです。

実際に履いてみるとその優しさが分かると思います。

かかと部分にもパッドが付いているのは嬉しいポイントですね。

長時間走っても靴擦れしにくそうです。

ナイキヴェイパーフライネクスト%2をレビュー【初心者にもおすすめだけどケアは入念に】

ナイキヴェイパーフライネクスト%2の走りやすさは世間の評判通りで買ってよかったなと感じました。

しかし、1つ勘違いしてはいけないことがあります。

それは、このシューズを履くだけで記録が格段に伸びるようなことはないってことです。

自分の脚力×シューズのスペック

が相まって初めて自己記録の更新が狙えるのではないかと思います。

ナイキヴェイパーフライネクスト%2の走りやすさはどう?

下記3つは流石、世界トップクラスのランナーが絶賛するだけあるなあと感じました。

  • 足の運びやすさ
  • 推進力の高さ
  • かかと部分から足を押し上げてくれる感じ

特にかかと部分から足を押し上げてくれる感じは凄いです。

トモくん

これまで薄底シューズを使っていた方なら冗談抜きで感動すると思います。

つま先部分には御馴染みのカーボンプレートが搭載されているので、跳ね返りも強いです。

重量としては従来より10g程重くなったといわれていますが、その分走りの安定性の面で向上し、初心者から中級者でもより使いやすくなったのではないでしょうか。

ナイキヴェイパーフライネクスト%2使用後はケアを入念に

本シューズはその走りやすさ故、使用後のケアを怠ると怪我してしまうリスクも高いと思います。

トモくん

走ってみた感じ、股関節辺りへの負荷がかかりやすいかなと感じました。

自分が本来出せる力を最大限まで引き上げてくれるわけですから、当然といえば当然です。

レース後はゆっくりと時間をかけて

  • ダウンジョグ
  • ストレッチ
  • アイシング

を徹底し、怪我の予防に努めた方がいいでしょう。

ナイキヴェイパーフライネクスト%2のサイズ感

サイズに関しては、気持ちゆったりめという感じです。

普段のランシューサイズと同じで購入すれば大丈夫かと思います。

私は普段のサイズが25.5cmなので、25.5cmを履いたらジャストサイズでした。

ナイキヴェイパーフライネクスト%2のメリット・デメリット

ここでは4~5回ほどレースで使用してみて分かったヴェイパーフライネクスト%2のメリット・デメリットをまとめてみました。

メリットデメリット
クッション性が高く後半もバテにくい
反発が強く足運びが軽い
実力の天井が分かる
デザインがお洒落
脚力がないと足に負荷がかかり過ぎることがある
トレーニング用としては使いにくい

記録を狙う上では完璧と言っても過言ではないシューズですが、使用時の注意点としてデメリットを2つ挙げてみました。

特に脚力の弱い初心者ランナーの方は注意した方がいいと思います。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ナイキヴェイパーフライネクスト%2のメリット

まずはメリットから見ていきましょう。

  •  クッション性が高く後半もバテにくい
  • 反発が強く足運びが軽い
  • 実力の天井が分かる
  • デザインがお洒落

クッション性が高く後半もバテにくい

厚底かつクッション性が高いので、息の上がってきた後半でも粘り強く走れます。

かかと部分が前への推進力をサポートしてくれるので、通常のシューズに比べるとバテにくさもあるのかなと感じました。

ただ、前半で突っ込み過ぎてしまうと後半でガタっと落ちた時がかなり辛く感じる点は注意ですね。

反発が強く足運びが軽い

反発が強く軽やかに足を運べるのも魅力的です。

特に走り始めのスピードの乗りやすさには驚きました。

1歩1歩グングン足が伸びていく感覚が味わえるので、とにかく走っていて気持ちが良いです。

ヴェイパーフライを履いての初レースはかなり楽しさもあると思いますよ。

実力の天井が分かる

ヴェイパーフライで走ると良い意味でも悪い意味でも実力の天井が分かります。

今のレベルで自分はどのぐらいの記録が出せるのか

想像以上に走れることもあれば、まだまだ練習不足を痛感することもあるかもしれません。

どちらにしても自分の更なる成長に繋がることは間違いないです。

トップランナーと同じ感覚を味わってみるという意味でも1度は使ってみて損ないと思います。

デザインがお洒落

デザインのお洒落さは文句なしですね。

ナイキは機能性だけでなく、シューズのデザインにまで拘りが見られるのが魅力です。

ヴェイパーフライはブルーやピンク、イエローなど複数のカラーから選べるのもファンからすれば嬉しいポイントです。

ナイキヴェイパーフライネクスト%2のデメリット

続いてナイキヴェイパーフライネクスト%2のデメリットについて解説していきます。

  • 脚力がないと足に負荷がかかり過ぎることがある
  • トレーニング用としては使いにくい

脚力がないと足に負荷がかかり過ぎることがある

実力を最大限発揮できるということは裏を返せば、セーブしにくいともいえるんです。

ついつい調子に乗ってスピードを出し過ぎると当然足に負担がかかります。

肌感覚としてその負担は、通常のシューズよりも強めかなと感じました。

いくらクッションがあるとはいえ、スピードが上がれば当然足に掛かる負荷は上がります。

これが冒頭で「諸刃の剣」的な側面があると話した理由です。

ヴェイパーフライを履くと良い意味でリミッターが外れた状態になるので、練習を積んでいない状態でもそれなりに走れてしまいます。

しかし、足には身体が許容できる以上の負荷をかけているわけですから、当然怪我のリスクは高まると思います。

そのためヴェイパーフライを使うタイミングは

練習をしっかり積めていてかつ記録を狙いたい時

に絞った方がいいのかなと思います。

もちろん、競技レベルにもよりますが、初心者ランナーは使い過ぎないに越したことはないでしょう。

トレーニング用としては使いにくい

レースでの使用に特化したシューズだからこそトレーニングでは使いにくさがあります。

もちろん使おうと思えば使えるのですが、

  • 足にかかる負荷
  • カーボンプレートに頼り過ぎてしまう

という意味でトレーニング用に使うのはあまりおすすめできません。

特にカーボンプレートへの頼り過ぎは避けたいポイントかと思います。

そもそもヴェイパーフライはトップアスリート並みの脚力あってこそのシューズです。

普段の練習ではできるだけプレートに頼らず自分の脚力を鍛えることに徹した方がいいのではないでしょうか。

そうして強くなるほど、ヴェイパーフライがより履きこなせるようになると思います。

ナイキヴェイパーフライネクスト%2はどんな人におすすめ?

記録を狙うという意味では、初心者から上級者まで全てのランナーにおすすめしたいシューズです。

しかし、初心者が使う場合、怪我のリスクも伴う点には注意が必要でしょう。

中級者から上級者の場合でも、基本的に履くのは大事なレースの時だけと絞った方がいいと思います。

以上のことをまとめるとおすすめできるのはこんな人ですね。

  • レースで記録を出したい全てのランナー
  • 厚底シューズを試したことがない人
  • 練習をしっかり積んでいて近々大事なレースを備えている人

ここぞという時の勝負用シューズとしてぜひ使ってみてください。

ナイキヴェイパーフライネクスト%2の最安値は?

ナイキヴェイパーフライネクスト%2の定価は24,500円(税抜)となっています。

ヴェイパーフライシリーズは2023年時点で新作となるヴェイパーフライネクスト%3が発売されています。現状公式サイトではヴェイパーフライネクスト%3しか販売されていません。

またヴェイパーフライ自体が非常に人気商品のため、楽天やAmazonでも品薄の状態が続いています。

楽天やAmazonのショップを見ると29,000円~35,000円と定価よりも高い価格で並んでいる状況です。

現状、定価よりも高い価格で購入せざるを得ません。

そのため、わざわざ定価よりも高いお金を出してヴェイパーフライネクスト%2を買うよりは、新作の3を狙った方がいいのかなという印象です。

在庫状況は変わる可能性もあるので、安く買いたい方は定期的にチェックしてみるといいでしょう。

ヴェイパーフライネクスト%3はコチラ↓

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