走るとうんこしたくなってどうしようもない。
めちゃくちゃ辛いですよね。
実は僕も学生時代は本当に悩まされていて、当時はこれが原因で部活を辞めたくなることすらありました。
正直こればっかりは自分の体質に左右される部分も大きいので、明確な解決方法はなかなか見つかりません。
ただ、自分の食生活やランニング前の気持ちの持ち方などで軽減することはできます。
今回は僕の体験談からランニング中のうんこ問題についてどこの誰よりも詳しく解説しているので参考にしてみてください。
ランニングで下痢漏れる問題が深刻な悩みだった学生時代
正直ランニングでうんこしたくなる問題は学生の頃が1番辛いです。
理由は大きく3つあると考えています。
- 監督に怒られる
- 部員からも白い目で見られる
- 練習の度に緊張する
監督に怒られる
うんこしたくなってどうしようもなくなるとトイレに駆け込まずにはいられないですよね。
かといって毎回のように掛け混んでいれば、絶対監督から目を付けられます。
なんで練習の前に行ってないねん!!!
そんなこと言われたってどうにもできないことってあるんですよね。
実際、練習前は2回も3回も行ってるいるけど催すことはあるはずです。
しかし、理解できない人の方が多いはずで段々と監督からの目も怖くなっていました。
不思議なのが監督が練習見てない時は催さないのに監督が練習見てる時に限って催すことも多かったんだよね。
部員からも白い目で見られる
視線が気になるのは監督だけではありません。
一緒に練習している部員だってトイレに駆け込む頻度が増えれば怪しまれることがあります。
アイツまたトイレ行ってるよ。サボってんじゃないの?
僕からすればサボるつもりなんて1ミリもない。
むしろ催さなければ普通に練習したくてたまらないのに周りからは白い目で見られるのが辛かったです。
実際大事な試合の前とかだと先輩からもガチギレされたことがありました。
まあそれでも我慢できないものは我慢できないからトイレには行くんですけどね。
練習の度に緊張する
練習途中でトイレに行く回数が増えれば増える程次の練習が怖くなります。
今日は大事な練習だから絶対トイレには行けないな。催してしまったらどうしよう。
正直この負の連鎖が1番良くないです。
排便回数の多い人は、基本的に消火器自体に疾患など隠れているわけではないことが多いのだそうで、このような症状を過敏性腸症候群とも呼ぶそうです。
特に消化器の疾患がないにも関わらず、腹痛と便秘、または下痢を慢性的に繰り返す病気です。腸管の運動が異常に亢進し、刺激への反応が過敏になることで引き起こされると考えられています。
お腹の健康.com
上記症状を引き起こす原因として以下2つが考えられています。
- ストレス、不安、抑うつ、恐怖などの心理的要因
- 自律神経の失調
要は過度に考えすぎてしまうことが症状を悪化させてしまう原因にもなりかねないってことなんです。
自分なりに食生活を改善したり、心の持ち方を変えていくことも重要になります。
練習中の急降下で悩まされる学生はどう乗り越えたらいい?
練習中の急降下で悩まされるともう走るのすら嫌になってしまいますよね。
僕もこれが原因で何度も部活を辞めたくなることがありました。
でも周りに相談したり、自分なりに改善できる所は改善するよう努力することで乗り越えられないことはありません。
今辛いと感じている方は以下3つを試してみてください。
- 監督からの理解を得る
- 自分の食生活を見直す
- 練習前の食事管理を徹底する
監督からの理解を得る
最初にやってみて欲しいのは監督に相談してみることです。
正直めちゃくちゃ緊張すると思いますが理解を得られることが安心に繋がり、催す頻度の減少に繋がることもあります。
- 練習前何度もトイレには行っていること
- それでも練習が始まると催してしまうこと
- 決してサボっているわけではないこと
いきなり監督に相談するのが怖ければ、まず親御さんに話してから一緒に話を三者面談のような形で話してみるのもおすすめです。
自分の食生活を見直す
普段の食生活を見直すことで運動時に腹痛が起こるのを抑制することもできます。
例えば僕の場合、消化吸収の悪い揚げ物やラーメンは極力食べないようにしていました。
お昼のお弁当も鶏のささ身や卵料理など消化に良いといわれる食べ物を中心に作ってもらっていました。
- 卵
- 鳥のささ身
- 赤身の肉
- 皮の無い魚(白身魚や赤魚)
- 豆腐
- 大豆類
- 低脂肪の乳製品
- 加熱調理した野菜
- 揚げ物
- スパイス
- お菓子・ナッツ類
- 酸性の果物
- 牛肉や皮の多い肉
- 味付けの濃い料理
- 繊維質の多い野菜(玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、オクラなど)
消化に悪い食べ物は絶対食べないのではなく、1食の中で使う配分を少なめにしたり、翌日練習が休みの日だけガッツリ食べるようにするなど自分なりに工夫してみるのがおすすめです。
自分で料理できるという方は調理法を意識してみるのも効果的ですよ。
- 揚げ物>焼き物>煮物>蒸し物(右に行くほど消化しやすい)
- 生野菜よりも温野菜の方が消化しやすい
練習前の食事管理を徹底する
普段の食生活と同時に意識したいのが練習前の食事管理です。
例えば僕が高校時代よく頭を悩ませていたのがテスト期間などでいつもと練習時間が違うような時ですね。
- 8時30分登校
- 12時30分までテスト
- 13時から部活
こんな感じの時って練習前に何かしら食べておかないと空腹で走れないし、普通に食べるとお腹が痛くなる。
絶妙に難しいです。
こんな時は朝ごはんを少し控えめにして、10時頃にウイダーインゼリーを飲んで練習に臨むようにしていました。
そうすると割と途中で催すことが少なかったように思います。
その他通常授業の時も
- 練習前は牛乳飲まない
- 最低でも走る4時間前までに食事を済ませる
- 走る前に必ずトイレを済ませる
などは絶対遵守するように気を付けていました。
ランニング中の腹痛・下痢漏れる問題は深刻に考えすぎないことが大切
毎回のように練習中お腹が痛くなると深刻に考えすぎてしまいますよね。
しかし、あんまり深刻に受け止めすぎるとかえって症状が酷くなってしまう恐れもあって良くないです。
- 次は大丈夫
- 周りは自分が思っている程気にしてない
という言葉をお守り代わりにしてネガティブな方向に考えすぎないようにしましょう。
うんこしたくなるのは生理現象なのですし、体質は人によって違います。
我慢できなくなったら駆け込んだっていいんです。
それで特段悪い事をしたと罪悪感を抱く必要もないし、周りに迷惑をかけているなんて思う必要はありません。
ランナーなら誰しもが悩む問題なのですから、きっと近くに1人は理解してくれる人がいるはずです。
ただ、あまりにもひどい場合は監督や親に相談する、もしくは病院で医師に診てもらうなど何かしらの対処はした方がいいかもしれませんね。
練習中の下痢対策には整腸剤もおすすめ
練習中に催してしまうことが多い方は普段から腸内環境を整えるのも効果的です。
日常的に整腸剤を飲んでお腹の調子を整えれば、腸内フローラが正常な状態に改善し、自然に近いお通じに導いてくれます。
効果が出始める時期は個人差も大きいので一概には言えませんが、2週間から1か月程度継続して飲み続けることで少しずつ改善に繋がります。
整腸剤はドラッグストアや通販サイトでも購入できるので、練習中の腹痛にお悩みの方は一度試してみるのもおすすめです。
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