スイス発祥のデザイン性やクッション性に優れたランニングシューズブランドとして話題を集めているon。
そんなonのランニングシューズの中でも一際人気を集めているのがクラウドサーファーというモデルです。
デザインもお洒落かつ走りやすくて文句の付け所がない程優れたシューズだと思っていたのですが、長く使っていると1つ大きな問題に直面しました。
なんと歩いたり走ったりする度にシューズから「キュッキュッ」と音がするのです。
それも小さな音ではなく街中を歩いていたら結構目立ちそうなぐらいの音。
今回はクラウドサーファーから異音が発生する原因と対処法について解説していきます。
クラウドサーファーはキュッキュッと音が鳴る?
クラウドサーファーから異音が発生する原因はソールの摩耗や汚れなど様々な原因が考えられそうですが、1番はっきりしているのは靴底の穴です。
原因は靴底の穴!
画像の通り、クラウドサーファーは靴底の穴によって通気性が高まっている分、摩耗すると潰れやすくなります。
潰れるとクッション構造が上下でくっついてしまうようになり、それらが離れる時に「キュッ」と音がなっているように感じました。
シューズを使い始めた当初は特に気になることはなかったので、恐らくソールの摩耗により、摩擦が悪くなってしまったのが原因なのでしょう。
シューズの消耗によるものと考えれば仕方ないような気もしますが、ちょっと残念です。
クラウドサーファーの異音を対策する方法はないの?
クラウドサーファーの異音対策としていくつか試してみましたが、異音を完全に消すのは無理かなと思います。
とりあえず応急処置として2つの方法を試してみましたが、完全には消えませんでした。
- ソール内の清掃
- シューレースをきつく締め過ぎない
- シリコンスプレーをかける
ソール内の清掃
音の原因はソールに溜まった汚れも関係しているかもと思い、まずはソール内や靴底の清掃を試みました。
しかし、清掃しても異音が消えることはなかったです。
シューレースをきつく締め過ぎない
調べてみるとシューレースの締め過ぎによって異音が発生することもあるそうです。
そこで、シューレースを少し緩めに締めてから歩いてみましたが、やはり消えず。
やはり原因はonのランニングシューズ特有な靴底裏の穴にあるのだと考えられます。
シリコンスプレーをかける
唯一効果があるように感じたのはシリコンスプレー。
靴穴の内側に満遍なく吹きかけてあげると以前よりは異音が気にならなくなりました。
それでもかすかに音はしますし、時間が経ってスプレーの効果が無くなると音は復活します。
あくまでも応急処置程度です。
onクラウドサーファーの異音は替え時のサイン?
僕の場合、異音が気になり始めたのは使い始めて半年程経過してからです。
それまでは特段異音がすることはありませんでした。
そのことから考えるとやはり原因はソールの摩耗によりクッション構造が崩れてしまっているのが原因ではないかと考えれます。
もちろん足の相性もあるので、使う人次第では靴底の潰れ方が違うので、長く使っても音が気にならない方もいるでしょう。
もしくは使い始めてすぐの段階から異音が気になる場合もあると思います。
しばらく使った後に異音がし始めたら替え時
1つの判断基準として最初は気にならなかったのに、時間が経ってから異音が気になるようになった場合は替え時と考えていいかもしれません。
この場合は恐らく消耗によって靴底の潰れ方が変わっている可能性が高いです。
靴底の潰れ方が変わるという事は本来のクッション構造の効果が薄れてしまっている可能性もあります。
そのまま使い続けると足を痛めたり疲労の原因にも繋がってくるので、替え時サインの1つと考えてもいいでしょう。
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最初から異音がする場合は我慢するしかない?
最初から異音がする場合は音を我慢して使うかシューズが自分に合っていないと判断して売るかした方がいいと思います。
1人でのランニングをメインに使うのであれば、異音がしても恥ずかしく感じることは少ないでしょう。
ただ、デイリーユースをメインに使うことを考えた場合に異音がするのはかなり死活問題です。
あまりにも音が大きくて気になる場合は消耗する前にメルカリなどで売った方がいいと思います。
ランニングシューズの音鳴りの原因について
一般的にランニングシューズのきしみ音には、主に3つの原因があるといわれています。
- 湿気
- 新しさ
- 摩擦
湿気
靴内部に湿気が溜まっていると、素材同士が摩擦しやすくなり、きしみ音が発生します。
特に雨天や汗をかいた後に放置しておくと、湿気がこもりやすくなります。
新しさ
新品の靴は素材が硬く、馴染んでいないためきしみ音が発生しやすいです
履き始めたばかりで異音がする場合はしばらく履き慣らしてみることで解消することもあります。
摩擦
インソールと靴底、靴紐と靴本体など、靴内部の部品同士が擦れ合うことで、きしみ音が発生することがあります。
特に、長年履き込んだ靴や、素材が劣化している靴で起こりやすいです。
まとめ
今回はクラウドサーファーから「キュッキュッ」と異音がする原因や対処法について解説しました。
クラウドサーファーの異音は靴底の穴が潰れて素材同士がくっつき、それらが離れる時に生じていると考えられます。
異音がする場合の明確な解決策はなく、シリコンスプレーの塗布で軽減はしますが、あくまでも応急処置です。
最初は気にならなかったのにしばらく使った後から音がし始めた場合はソールの消耗によって生じている可能性も高いので替え時と考えていいかもしれません。
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