【長距離ラン】1分走っただけで疲れる理由は3つ。元陸上部が解説!

「歩けるけど走れない」状態は決しておかしくない!
悩む人

お散歩ぐらいの気分で歩くのは楽しいのですが、走り始めると1分と持たずに足が止まります。これっておかしいですか。

結論からいうと全くおかしくありません。

ランニングを始めた当初立ちふさがる壁の1つがすぐに足が止まることではないでしょうか。

歩くだけなら無限に行けそうなのに走ると1分も持たない。

息切れしてるわけではないのになんで?

元陸上部の私でも経験がありますし、何なら現役の頃も感じていました。

そうなってしまうのにはいくつか原因があるのですが、大体の場合

  • 走らない期間が長くなった時
  • 走る前の食事を取り過ぎてしまった時
  • 最初からオーバーペースで走り過ぎた時

に起きやすいように思います。

目次

歩けるけど走れない原因は3つ。

歩けるけど走れない原因は経験上下記3つにあることが多いです。

  • 走らない期間が長くなった時
  • 走る前の食事を取り過ぎてしまった時
  • 最初からオーバーペースで走り過ぎた時

それぞれ解説します。

走らない期間が長くなった時

1番多い原因が走らない期間が長くなった時です。

走らない期間が長くなると、当然ながら心肺機能や脚力が落ちます。

そのため1週間ぐらい走らない期間が続くと次に走る時が辛く感じてしまうんです。

野球やサッカーなど技術として蓄積されるので、空白期間が長くなっても技術は落ちにくいといわれますが、陸上の場合、3日も走らない期間が続くと継続してた頃のようには走れなくなります。

走る前の食事を取り過ぎてしまった時

走る前の食事を摂り過ぎてしまうのもすぐに足が止まってしまう原因の1つです。

歩くだけならそんなにお腹への負担はありませんが、走るとなるとお腹に負担がかかってきます。

最悪、下り流に襲われて走るどころじゃなくなってしまうこともしばしば。

走る前の食事は揚げ物やラーメンなど消化に時間のかかるものは控えておくのが無難です。

最初からオーバーペースで走り過ぎた時

最初からペースを上げ過ぎてしまうのもすぐに足が止まってしまう原因の1つです。

走り始めは歩くのと変わらないぐらいゆったりしたペースでもいいと思います。

最初を意識的にかなり抑えて走り始めると、中盤辺りから気持ちよくなってきて自然とペースが上がってきます。

逆に最初のペースが速いと、体が思うようについていかず、すぐに息が切れて足が止まってしまうんです。

走り始めるとすぐに息が切れてしまう方は、最初のペースを意識的に抑えることを意識してみてください。

歩けるけど走れない時の対処法

ランニングを始めたばかりの頃はすぐに息が切れてしまい、走るのが億劫になることもあるでしょう。

長時間歩くのは全く苦じゃないのに、走るとすぐに疲れてしまう。

体が慣れるまでは正直仕方ないことです。

普段から走っているような人でも、1週間くらい走らない期間が続けば前のようには走れなくなってしまいます。

落ちた体力を元の状態に戻すなら最低でも2~3週間ぐらい継続する必要があるのです。

大事なのは、少しでも早く気持ちよく走れる体に慣らしていくこと。

そのためには継続が1番となります。

最初の辛い時期を乗り越えてランニングが気持ち良いと思えるようになりたい方は、とにかく日々のランニングを継続することが1番です。

ランニングを継続するなら下記5つを意識すると効果的ですよ。

  • ゆっくりでもいいから走る動作を続ける
  • 走る&歩くを繰り返す
  • 誰かと一緒に走る
  • 音楽を聴きながら走る
  • 走った後のご褒美を作る

ゆっくりでもいいから走る動作を続ける

最初はゆっくりでもいいから走る動作を続けることを意識してみましょう。

先述した通り、歩いている時と変わらないぐらいのペースでも構いません。

程好く息が上がるくらいのペースでゆっくり20分ぐらい走れたら上出来だと思います。

続けて走るのが難しい場合は、歩く動作と走る動作を交互に繰り返すのもおすすめです。

走る&歩くを繰り返す

続けて走るのがきつい場合は、走る+歩くを1セットに繰り替えす練習法もおすすめです。

例えば、最初は練習時間を30分と決めて、「5分走る+5分歩く=10分」×3セットのような感じですね。

別名インターバルトレーニングともいわれています。

久しぶりに走る時や病み上がりなどは正直10分続けて走るのですらきついので私もよく取り入れています。

このぐらいでいいの?と思われるかもしれませんが、最初はこのぐらいのレベルでも全然大丈夫です。

日に日に体が慣れて走れるようになっていきますよ。

誰かと一緒に走る

ランニングを続けるなら誰かと一緒に走るのも効果的です。

正直1人でランニングを継続できるのは、よっぽど走るのが好きな人でないと難しいと思います。

なので、ランニングがそんなに好きでない人はまず、「ランニングの時間=楽しい時間」と思えるようにすることが大切です。

友達や家族、パートナーなど誰かしら一緒に走ってくれる人を見つけてランニングパートナーにしておくといいと思いますよ。

音楽を聴きながら走る

どうしても1人で走るしかない場合は音楽を聴きながら走るのもおすすめです。

音楽を聴いていると意識が音楽に集中して、疲れを感じにくくなります。

結果、思ったより長く走れたとなることも多いです。

ランニング用のプレイリストを作ったりするのも楽しいですよ。

走った後のご褒美を作る

ランニングの継続は慣れるまでは辛いので、何かしら自分でご褒美を作ってあげるといいと思います。

例えば、1か月継続できたら

  • 気になってた服やアクセサリーを買う
  • 美味しいスイーツを食べる
  • 推しのライブ映像を鑑賞する

などなど。

なんでもいいから自分が嬉しくなるご褒美を作っておきましょう。

そうすればランニングを頑張るきっかけになるのでおすすめです。

ランニングは継続的することで段々疲れにくくなる

今は想像できないかもしれませんが、ランニングは継続すればするほど疲れにくくなります。

最初は5分も走れなかったのに、気づいたら10分、20分と続けて走れるようになっていくんです。

続けて走れるようになる上に、息も上がりにくくなります。

そんな状態になれば自然とランニング=楽しい時間となって続けるのも苦じゃなくなりますよ。

ぜひその状態を目指してみてください。

おわりに

本記事では「歩けるのに走れない」と感じる原因と対処法について解説しました。

歩けるけど走れない原因

  • 走らない期間が長くなった時
  • 走る前の食事を取り過ぎてしまった時
  • 最初からオーバーペースで走り過ぎた時

走れない時の対処法

  • ゆっくりでもいいから走る動作を続ける
  • 走る&歩くを繰り返す
  • 誰かと一緒に走る
  • 音楽を聴きながら走る
  • 走った後のご褒美を作る

最初はゆっくりでもいいから1分でも長く走れるよう体を慣らしていくのが効果的です。

継続すればするほどランニングは楽しくなっていきますので、最初は辛抱だと思って頑張ってみてください。

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