ソニーの完全ワイヤレスイヤホンとして話題のwf-1000xm4。
今はwf-1000xm5が出たので、4はちょっとだけ安くなりましたね。
ソニーの完全ワイヤレスイヤホンは高いので、新型が出たタイミングで1つ前のモデルを安く買うのも個人的には割とありなのかなと思っています。
そこで今回wf-1000xm4を買ってみたのですが、ランニング用として使うのはどうなのか徹底レビューしていきます。
ソニーwf-1000xm4はランニングには使いにくい?

正直な感想として僕はランニングには使いにくいイヤホンかなと感じました。
理由はいわずもがなかと思いますが、やっぱり耳から落ちやすいからです。
ジョギング程度ならそこまで大きな振動も加わらないので、落ちないのかもしれませんが、結構スピードを上げて走るレベルで振動が加わるとまあ落ちますね。
僕は以前イヤホンがポロっと落ちてしまって危うく片耳だけ紛失しかけた事があったので、今はランニングの時はWI-C310だけを使うようにしています。

WI-C310は独立型ではなく左右の耳が1本の線で繋がっているので地面に落下する心配がありません。
やはり結構ペースを上げて走るランナはコチラのタイプが1番です。
wf-1000xm4も外れない時は外れないのですが、誤って落としてしまった時のリスクが大きすぎます。
落下場所が悪ければ危うく車に踏まれてしまったり、排水溝に落ちてしまったりという事もあるので、運動時に使うとしたらウォーキングかジョギング程度に限るかなと思います。
なんたって高いですからね。
ジョギングやウォーキングレベルならおすすめ
激しいランニングにはおすすめしませんが、ジョギングやウォーキングレベルならおすすめです。
音質がクリアでまるでライブ会場で聞いているような立体感ある音を楽しみながらの運動はテンションが上がりますし、運動がより一層楽しくなると思います。
ノイズキャンセリングもめちゃくちゃ優秀で付けていると雑音がなくなり目の前の作業に没頭できます。
ただ、ノイズキャンセリングが優秀過ぎる故に外での使用は車の音が聞こえないなど少しリスクもあるのかなと感じました。
ソニーwf-1000xm3と比較すると走りやすい?

僕は4を買う前にwf-1000xm3も持っていたのですが、3と比較すると4はかなり付け心地が良くなって走りやすくなったかなと思います。
3は見た目からも分かるように重いので、ランニングの振動が加わればポロっと落ちます。
あまりにも落ちるので、座って勉強や作業をしている時ぐらいしか使い道がありませんでしたが、4はちょっとの振動じゃ落ちないのでかなり使いやすくなったかなという感じです。
ソニーwf-1000xm4の概要
WF-1000XM4の商品情報をざっとまとめると以下の通り。
名前 | WF-1000XM4 |
---|---|
質量 | 約7.3 g x2 |
充電時間 | 約1.5時間 |
充電方法 | USB充電(ケース使用)、ワイヤレス充電(ケース使用) |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 最大8時間(NCオン) / 最大12時間(NCオフ) |
電池持続時間(連続通話時間) | 最大5.5時間(NCオン) / 最大6.0時間(NCオフ) |
やはり注目はイヤホン自体の軽さですね。
前モデルのWF-1000XM3より1g以上軽くなっている上に、ノイズキャンセリングの性能も上がっているので、品質面では大満足のアイテムです。
入っているもの
購入時に入っているものは以下の通り。
- イヤホン本体
- イヤーピース(3サイズ分)
- USB Type C ケーブル
- 保証書
- 取扱説明書
充電器は前回のモデルと同じUSB Type C ケーブルなので前にwfシリーズを買ったことがある方はそのまま使えます。
ソニーwf-1000xm4の外観をレビュー
続いてソニーwf-1000xm4の外観をレビューしていきます。
カラーはブラックとプラチナシルバーの2種類から選べるのですが、今回はプラチナシルバーを選びました。

丸みのあるボディと高級感あるミニマムなデザインが素敵ですよね。

SONYの金のブランドロゴがより高級感を惹き立てています。
充電ケースに収納してみるとこんな感じ。

磁石でくっつく仕組みになっているのでケースを逆さにしても落ちません。

サイズも凄くコンパクトなのでポケットの中に入れても全く気になりません。
なので危うくズボンのポケットに入れたまま洗濯してしまわないように注意ですね。
ソニーwf-1000xm4の使用感をレビュー
続いてソニーwf-1000xm4の使用感をレビューしていきます。
個人的に凄いなと思った点は3つ。
- ノイズキャンセリングの質
- 音質の良さ
- ワンタッチでノイキャンの切り替えができる
ノイズキャンセリングの質
WF-1000XM4のノイズキャンセリングは本当に別格です。
新開発の「統合プロセッサーV1」が低音のゴロゴロした騒音から高音のキンキンした音まで幅広い帯域をしっかり抑えてくれます。
特に電車やカフェのような騒がしい環境でその効果を実感。風ノイズ低減機能のおかげで、外を歩いていても気にならないのが嬉しいポイントです。
さらに、新しいノイズアイソレーションイヤーピースが耳にぴったりフィットして、遮音性も抜群。
音楽やPodcastに没入したいとき、周囲の雑音がほぼゼロになる感覚はまさに「静寂の魔法」。
これまで使ったどのイヤホンよりも集中できる環境を作ってくれるので、手放せません。
音質の良さ
音質に関しては、WF-1000XM4は期待を裏切りません。
LDAC対応でハイレゾ音源を聴けるのはもちろん、「DSEE Extreme」が圧縮音源すら高音質に引き上げてくれるのがすごい。
6mmドライバーが低音をしっかり響かせつつ、中高音もクリアで繊細。
たとえば、ベースラインが効いた曲ではズンズン感じつつ、ボーカルの息遣いまで聴き取れるバランスが最高です。
アプリでイコライザーを調整すれば、自分の好みに完璧にカスタマイズできるのも魅力。
クラシックからEDMまでジャンルを問わず、まるでライブ会場にいるような臨場感を味わえるので、音楽好きにはたまらない一台です。
ワンタッチでノイキャンの切り替えができる
WF-1000XM4の便利さで特に感動するのが、ワンタッチでノイズキャンセリングと外音取り込みを切り替えられる機能。
左のイヤホンをタップするだけで、ノイキャンONから外音取り込みモードにサッと移行できるんです。
たとえば、カフェで作業中に店員さんに話しかけられたとき、タップ一つで自然に会話ができるのが快適。
外音取り込みモードも進化していて、周囲の音が驚くほどクリアで違和感がないのもGOOD。
アプリでタッチ操作をカスタマイズできるから、自分好みに設定して使いやすさを追求できるのも嬉しい。
これがあるおかげで、状況に応じて瞬時にモード切り替えができて、日常がグッとスムーズになりました。
まとめ
今回はソニーWF-1000XM4を市民ランナー視点でレビューしてみました。
音質の良さやノイズキャンセリングなど商品自体の質には大満足ですが、ランニング用として使うにはやはり少し不安があるアイテムかなと思います。
ただ勉強中や作業中などならノイズキャンセリングが優秀過ぎてとにかく作業に没頭できるアイテムです。
最新の5が出て少し安くなっているのでWF-1000Xシリーズがどんなものか知りたい方はぜひ買ってみてください。

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