
今度取引先とのゴルフがあるんだけど、シューズってどうしたらいいんだろう。なんでもいいのかな。
営業で働いていると必ず一度は直面する悩みですよね。
僕も先日初めて取引先の方からゴルフに誘われ行くことになりました。
道具は先輩に聞いて一通り揃えたのですが、1つだけ見落としていたものがありました。
ゴルフシューズです。
恥ずかしながらシューズなんて何でもいいと思ってランニングシューズで行こうと思っていたのですが、どうやら「ゴルフシューズ」というものが存在するらしいのです。
☟こんな奴。
ランニングシューズっぽくて見た目も結構お洒落ですよね。
前日までにこのシューズを買い揃えておけば間違いありません。
しかし、今回はわざわざゴルフシューズを買うか迷っている方向けに本当にゴルフシューズが必要なのか調べた結果を解説していきます。
ゴルフシューズは何でもいいって本当?


まず絶対にゴルフシューズじゃなきゃダメなのかどうか。
これはゴルフ場のルールによって異なります。
先日訪れたゴルフ場でコッソリ職員の方に聞いてみた所、以下の回答を頂きました。
ランニングシューズでもいいんですか?
芝専用で使うのであればランニングシューズでも構いません。
ただ芝を痛める可能性のある靴底での入場は禁止しています。
またゴルフシューズとランニングシューズは靴底の形状が違うので、滑りやすかったりスイング時に足元が安定しないなど快適にプレイできない可能性があるのでご注意ください。
僕が行ったゴルフ場はそこまでドレスコードにうるさい所ではありませんでした。
ゴルフは別名富裕層の遊びともいわれるように、会場によってはドレスコードに対して厳しいルールがある場所もあります。
そんな所だとランニングシューズはまずNGなのだそうです。
しかし、趣味の延長や仕事上の付き合いなど割とラフな感じかつ、ゴルフ場のルールが緩い所ならランニングシューズでも良さそうです。
ただし注目すべきは芝専用という所。
普段からランニングに使っているようなランニングシューズではなく、ゴルフ場専用として新品のシューズを準備する必要があります。
ゴルフ場の芝は外からの雑菌で傷む可能性があるため、基本的にゴルフ場内ではゴルフ場内専用のシューズが必要です。
ゴルフ場において、ゴルフシューズの代わりにランニングシューズを使うことは、一般的に「失礼にあたる」と認識される場合が多いです。
その理由は、マナー、安全性、そして芝生保護の3つの側面から説明できます。
ゴルフ場の芝生保護と衛生上の問題
ゴルフ場の芝生は、専門家による徹底した管理と手入れによって維持されており、ゴルフ場にとって最も重要な資産の一つです。
ランニングシューズは、一般的にアスファルトや舗装路での使用を想定して作られているため、靴底のパターンがゴルフシューズとは異なります。
特に、ランニングシューズの靴底は、芝生に不必要なダメージを与える可能性があります。
また、普段使いしているランニングシューズには、土や砂、菌などが付着している可能性があり、それがゴルフ場の芝生に持ち込まれることで、芝生を傷めたり、病気を蔓延させたりするリスクがあります。
ゴルフシューズは、芝生への影響を考慮して設計されており、芝生保護の観点からも、ゴルフ場ではゴルフシューズの着用が求められます。
スイングの安定性とパフォーマンスへの影響
ゴルフのスイングは、足元から地面に力を伝え、安定した体勢を維持することが非常に重要です。
ランニングシューズは、主に前後の動きやクッション性を重視して設計されているため、横方向へのグリップ力や安定性に欠けます。
ゴルフのスイングでは、体重移動や体の回転が伴うため、足元が滑ったり、不安定になったりすると、スイングがブレてしまい、飛距離や方向性に悪影響を及ぼします。
最悪の場合、滑って転倒し、怪我をするリスクも高まります。
ゴルフシューズは、スパイク(ソフトスパイクまたはスパイクレス)や特殊なソールパターンにより、芝生の上で強力なグリップ力を発揮し、スイング時の足元の安定性を確保します。
これにより、最大限のパフォーマンスを発揮し、安全にプレーするために、ゴルフシューズが不可欠となります。
ゴルフ場のドレスコードとエチケット
ゴルフは「紳士淑女のスポーツ」とされており、多くのゴルフ場ではドレスコードが定められています。
このドレスコードには、服装だけでなく、シューズも含まれることが一般的です。
ランニングシューズは、カジュアルな運動靴とみなされ、ゴルフ場の品格や伝統にそぐわないと判断されることがあります。
特に名門コースや高級ゴルフ場では、厳格なドレスコードが適用され、ランニングシューズでの入場やプレーを断られるケースもあります。
ゴルフシューズを着用することは、ゴルフ場のルールを尊重し、他のプレーヤーやゴルフ場への敬意を示すエチケットの一つです。
また、ビジネスでの接待ゴルフなど、TPOが重要視される場面では、相手に与える印象も考慮し、適切なゴルフシューズを選択することが重要です。
ランニングシューズでいいかどうかはTPOをわきまえる必要がありそう。
以上の事からゴルフシューズでなくてもいいかどうかはTPOによりそうです。
例えばNGな場面として以下3つが挙げられます。
- ゴルフ場のドレスコードが厳しい
- 大事な取引先との接待
- ベストなパフォーマンスでプレイしたい
ゴルフ場のドレスコードが厳しい
多くのゴルフ場、特に歴史ある名門コースや高級な会員制ゴルフ場では、服装規定(ドレスコード)が厳しく定められています。
ドレスコードには、通常、ゴルフウェアだけでなく、足元のシューズも含まれます。
一般的なスニーカーやランニングシューズは、カジュアルすぎるとみなされ、入場を断られるケースもあります。
ゴルフシューズは、ゴルフウェアの一部としてデザインされており、品格とマナーを兼ね備えたアイテムと認識されています。
また、スパイクの有無にかかわらず、ゴルフ用に作られたシューズは芝生へのダメージを最小限に抑える配慮もされており、ゴルフ場の環境維持にも貢献します。
ドレスコードを遵守することは、ゴルフ場への敬意を示すとともに、同伴者や他の利用者にも不快感を与えないための重要なマナーです。
大事な取引先との接待
ビジネスにおけるゴルフ接待は、単なるスポーツ以上の意味を持ちます。
取引先との信頼関係構築や円滑なコミュニケーションを図る上で、マナーやエチケットは非常に重要です。
この際、足元にゴルフシューズを着用することは、相手に対する敬意と、ゴルフという場を真剣に捉えているという意思表示になります。
一般的なシューズでは、TPOをわきまえていないと受け取られかねません。
また、ゴルフシューズは滑りにくく、安定したスイングをサポートするため、不慣れなコースや雨天時でも安心してプレーに集中できます。
これにより、プレー中の予期せぬトラブルを防ぎ、スムーズな接待ゴルフを進行させる上でも不可欠な要素となります。
取引先との良好な関係を築くためにも、適切なゴルフシューズの選択は必須と言えるでしょう。
ベストなパフォーマンスでプレイしたい
ゴルフにおいて、安定したスイングと正確なショットはスコアメイクの鍵となります。
ゴルフシューズは、このパフォーマンスを最大限に引き出すために設計されています。
一般的なシューズでは、スイング時の体重移動や回転時に足元が滑りやすく、バランスを崩してしまう可能性があります。
一方、ゴルフシューズは、地面をしっかりとグリップするためのスパイク(ソフトスパイクやスパイクレス)や、横方向の動きをサポートする設計が施されています。
これにより、スイング中の足元のブレが抑制され、より安定した体勢でクラブを振ることができます。
また、長時間のラウンドでも足への負担を軽減し、疲労を蓄積しにくい設計になっているため、終盤まで集中力を維持し、ベストなパフォーマンスを発揮するためには、ゴルフシューズの着用が不可欠です。
ゴルフシューズは会場によってはレンタルできる
シューズはなんでもいいと黙認されている所であっても、シューズを持参するなら普段履きとは分けた芝専用のシューズを揃える必要があります。
結局買わないといけないならゴルフ専用のシューズを買う一択でしょう。
わざわざ「ゴルフシューズ」という名前のアイテムがあるのにはちゃんと意味があります。
ランニングシューズやスニーカーでの代用はシューズの特性上難しいです。
ただ今すぐ買うのが負担な場合はレンタルという選択肢もあります。
シューズのレンタル料は1,000円前後
僕が訪れたゴルフ場では1足1,000円でゴルフシューズを借りる事ができました。
僕は今回取引先とのゴルフが初めてでしたし、服装の事で指摘されると恥ずかしいなと思ったので渋々レンタルしました。
1回あたり1,000円って割と痛いですよね。
今回のゴルフが1回きりで終わりなら良いのですが、恐らく営業職を続ける限り今後も続くと思います。
ゴルフシューズは約1万円程度なので、10回参加すれば元は取れそうな感じ。
逆にそこまで参加頻度がないのなら毎回レンタルでもいいかもしれません。
今後様子を見ながらゴルフシューズを買うかどうか検討していきたいと思います。
個人的にはニューバランスがかわいくて好きですね。
まとめ
今回はゴルフシューズはなんでもいいのか問題に直面したので調べた結果や体験談からまとめてみました。
ポイント
- ゴルフシューズはシューズの形状がランニングシューズやスニーカーとは異なる
- ランニングシューズでもいいかどうかはゴルフ場のルールに異なる
- シューズ選びはTPOをわきまえるのが大事(失礼になるのを避けるならゴルフシューズが無難)
- ゴルフシューズは1,000円前後でレンタルもできる
ゴルフシューズを買った方がいいかどうかは今後もゴルフに行く機会があるかどうかによりそうですね。
何度も行く機会があるなら毎回レンタルするとかなりの出費になるので1足揃えておいた方がお得かと思います。
今後の自身のプレイ頻度を考慮しつつ買うかどうかは検討してみてください。
コメント